英語の学習法をルートにのっとってレベル別に紹介していきます。前回は早慶レベルの文系でした。
今回は早慶レベルの理系と東大レベルを紹介します。
1.早慶レベル・東大レベルとは
早慶レベルとは、早慶(早稲田、慶応各大学)などの難関大学を目指す方向けのルートです。偏差値の基準は60後半以降です。東大レベルは東京大学を主とした最難関大学向けのルートです。
2.早慶ルート(理系)
入門
早慶レベルまで必要だが、あまり時間をかけられない人向けのルートです。使用するテキストは『マセマ 解説がスバラシクウ親切な 頻出レベル文系・理系数学(Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ)』です。およそ、2か月が目安となります。
標準
早慶レベルの中心になるのが『やさしい理系数学』の演習部分です。期間は3か月が目安です。
発展
早慶レベルまで必要で固めたい人向けのルートです。使用するテキストは『1対1対応の演習(数学Ⅲ)』です。1種類のみですが、数学Ⅲのみでもかなりの問題数があり、すべてをこなすに4か月ほどかかります。分野でしぼる使い方をお勧めします。
3.東大ルート(理系のみ使用)
標準
使用するテキストは『理系数学 入試の核心(難関大編)』です。難易度がかなり高いため、すべてを終わらせるのは4、5か月ほどかかるものです。1問にじっくり時間をかけて対策してほしいところです。
発展
発展とはなりますが、理系で重要になるⅢの分野を仕上げるためのルートです。使用するテキストは『スタンダード演習(数学Ⅲ)』です。
3.理系における早慶、東大ルートの扱い方
武田塾の数学のルートを最初から東大レベルまで完璧にするのには理系の場合、2年かかる見立てになっています。Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲの各分野において圧倒的に時間がかかるのがⅢです。理系の場合はそのⅢが入試の範囲に含まれるため、このような長い期間がかかるのです。早慶、東大レベルまで進める方でも、MARCHレベルまでを完璧にすることで、あとは難易度の高い問題を解く段階で、解き方を確認しながらじっくり時間をかけて解くことが必要になります。ですので、志望校が決まり次第、過去問から傾向を探り、その傾向にあった分野を徹底的に仕上げていくことをお勧めします。
次回は、早慶レベル(理系)および東大レベルを紹介します。
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